コラム

08年04月 : 島田紳助的・・・

記入者:湯坐麻里子

 今回はいつもよりましてどうでもよいテーマである。

 次回こそは労働契約法か,もしくは雇用機会均等法(この度,私は,雇用機会均等室の調停委員になったのである)をテーマに書きたいと思っているが,どうだろうか・・・(やはり固いテーマは文責が重いのである)。

 度々書いていることだが,私は関西人である。福島に来て約1年半。東北についての理解はまだまだこれからであるが,東北に来たからこそ,かえって関西人というものがよくわかってきた気がする。

 まず,関西はとにかく「しゃべりの文化」である。男前よりもしゃべりが面白い方が尊重される(美人かしゃべりが面白い人かどちらが尊重されるかといえば,それは美人のような気がするけど)。
 多分,しゃべりが面白い方がモテる。もしくは,男前でもしゃべりが面白くないとそんなにモテない。人気者の必須条件はしゃべりが面白いか否かである。

 私が思う関西人の頂点は「島田紳助」である。そして,関西人は皆大なり小なり島田紳助であり,日常会話は,そのまま島田紳助的なボケとツッコミの繰り返しである。
 
 東北にも面白い方は当然沢山おられる(面白さのタイプは違うけれど)。しかし,関西との違いは,関西人は殆ど全員島田紳助的に一日最低一度は「んなアホな」と突っ込まれることを期待した冗談を言うが,東北の人はそうではないということだ。尚,冗談のレベルが高いか低いかはその人のセンス次第であり,面白いとは限らない。

 先日,依頼者と話しをしていた際に,「福島では私は話す方だと思っていたのに,一時期,関西で仕事をしていた時期があって,会う人が皆ものすごく話すので本当に圧倒された・・・」と話がでてきた。
 
 確かに関西人はしゃべるのが好きである。だいたい,必ず,1テーマあたり1度はボケとツッコミが入るので,「①ボケ→ツッコミ」「②本題」と②だけなら一言で済む話しが①の分長くなるのである。

 以前,50代のおばちゃんから,よくしゃべるおばちゃん4人組でお寺の観光に行った際の話をきいたのだが,「静粛に」という札が下がっているのを見たおばちゃんの内1人が「私らがしゃべらへんかったら死んでしまうがな」と言ったとのことだった。しゃべりも年季が入ってくると生死にかかわってくるらしい。私も,東北に来ても相変わらずよくしゃべっているが,行く行くは,そうなってしまうのだろうか・・・