コラム

記入者:湯坐麻里子

 7月はなぜか証拠調べ(証人尋問)が重なりに重なり,日々忙しいというか落ち着かず,随分久しぶりのコラムである。

 さて,今は夏である。暑い・・・

 もっとも,福島(といっても,白河・西郷)の夏は京都の夏に比べてはるかに過ごしやすい。京都は盆地なので,本当に蒸し暑い。なんとなく,水蒸気が目に見えるような気がする程にモイスチャーである(かといって,肌が潤った感じもしなかったが)。一方,こちらは,暑いといっても,朝晩はかなり涼しく,油断をすると風邪を引きそうなくらいである。

 とはいえど,夏だから暑いのは暑い。昼間はそれなりに暑いのでクーラーをつけている。として,このクーラー,同じ職場にクーラー好きな人と嫌いな人がいると厄介である。として,私の相方(聖史弁護士)は,クーラー嫌いで私はクーラー好きで相性が悪い。
 私が事務所にいるときはクーラーの設定温度を下げ,聖史弁護士が帰ってくると温度を上げ,という具合である。しかも,私の席はクーラーの風が届きにくいらしく明らかに彼の席よりも暑い・・・

 地球の温暖化対策として,クーラーの設定温度を下げるよう言われているのはよく承知しているし,私も過度にクーラーを使おうとは思っていない。が,私は,暑いと本当に仕事が進まない。でも,それって,贅沢病なのかと思っていたが,先日,インターネットで,「室温が25度から1度上がるごとに作業効率が2%ずつ低下する(だから,単に設定温度を上げるだけでなくて,換気や風通しを考えつつクールビズを実施すべき)」というニュースを見て,いたく感動した。今後は,後ろめたい気持ちにならずにクーラーを使えると思うと本当に心が軽くなるニュースであった(勿論,過度に使うつもりはないが)。
 
 余談だが,先日,裁判所の書記官さんと話していたら,書記官さんの法服(黒い服)は大層暑いらしい(裁判所のクーラーの設定は28度である)。
 書記官さんというのは,裁判官の前の机に座って,裁判の進行や尋問の内容を記録したりしているのだが,暑くて仕方がない状態でも淡々と仕事をこなさなけれなならないのだから本当に大変だ,というか,私には絶対無理な仕事だ。
 裁判官の法服は絹製だが,書記官さんの法服は化繊だという噂をきいたことがある。噂が事実だとしたら,比較的ラフな格好をしている弁護士と絹の法服の裁判官は涼しいけれど,書記官さんだけが暑いわけで,随分気の毒な気がする。