コラム

記入者:湯坐麻里子

 私が思う不幸にならない方法とは「他人のせいにしないこと」である。

 全てを自分のせいだと考えようということではない
原因の究明は必要であるし、他人の言動が元凶であることは往々にしてあるだろう。

 しかし、きっかけとなる原因は他人にあったとしても、そういう他人に会ったのは自分の行動によるものである。現在、自分がいる状況を作り出したのは自分である。

 とことん突き詰めて考えると、今、この瞬間に自分が思う気持ち、いい気分か悪い気分かを決めているのはまさに自分の心の中にある

 悪い気分であるとして、悪い気分たらしめているのは自分である。それをどう回復させるか、その答えは外ならぬ自分が握っているのである。

 なーんて言うと悟った人間のようだが、「ああああー腹立つ」と怒ってるときもあれば、落ち込んでいるときもある。

 でも、究極的に、今の自分を作っているのは外ならぬ自分である、と考えていると、案外、最終的には気分がすっきりするものである。だって、どうしたって自分の責任であるとしたら、諦めて自分自身とうまくつきあっていくしかないのだから。
 これが、自分の人生を他人が握っているとしたら、大変である。他人のことは分からないし、変えられないのだから。

 尚、上記は「不幸にならない方法」であって、「幸せになる方法」ではない。積極的に「幸せ」になろうとすると、心が整理されてすっきりしているだけでは足りないからなかなか難しい。でもまぁすっきりしていることは比較的幸せなことだとは思う。

 

08年12月 : アラフォー

記入者:湯坐麻里子

2008年の流行語大賞が発表された。

 トップにきていたのは「グー」と言葉で,次にきていたのは「アラフォー」だったが,いずれも実は知らないに近い。「グー」というのは,2,3回耳にした気がするが,ご本人が口にしているのを観たことがない。

 「アラフォー」に至っては,流行語大賞の発表の報道で初めて知った言葉だ。しかも,1回では覚えられず,「アラファー」だと思っていて,「アラファト議長」と連想して暗記していた。このコラムを書くときも実は「アラファー」と書いていたのだが,一応調べておこうと思ってネットで検索したら「アラフォー」だったので慌てて訂正した次第である。

 多分,「グー」とか「アラフォー」という言葉は誰もが知っているような言葉なのだろうと思う。私がなぜこんなにこの手の言葉を知らないかと言えば,私がTVを殆ど観ない人間だからだろう。多分,日本イチ観ない人間ではないかという程TVを観ない。なぜなら,ライフスタイル上,夜は22時半には寝て,朝は4時,5時に起きて仕事をしているからである。

 新聞は読んでいるので,あまり日常生活に困ることはないが(ちなみに,上記の流行語以外は新聞でも出てくるので私も知っている言葉だった),TVを観てないと困ることがある。
 
 「グー」という言葉が大賞に選ばれていることからもよく分かるように,お笑い系を知らないと,ちょっとした笑いについていけなかったり,あと,私は,「こういう主張をする相手方ってどういう顔をしてるんだろう」というのが結構気になるタイプで,依頼者に「相手方って誰に似てるの?」ときくことが多い(別に男前だから手加減するとかそういうことではない。ただ単なる興味本位である)。そういうときに,「お笑いの○○に似てます」という回答が結構多いのだ(ちなみに,私は4,5年前まではオセロの白い方に似ているとよく言われていた)。

 しかし,残念ながら,私のお笑い芸人は,「テツアンドトモ」で止まっていてるのだ(尚,彼らのファンということではなく,彼らの全盛期のあたりまでしかフォローできていないということである)・・・
 きちんと時代のお笑いをフォローしている人々の脳裏には「テツアンドトモ」は既に浮かんでこない存在かもしれないので,ワタクシメが解説させていただくと「NHKのお笑いバトルから出てきたコンビで,「なんでだろー」と謳いながら色々なネタを披露していたジャージ姿のコンビである(確か,一方は,私と同じ滋賀県出身)。

 と,流行語大賞然り,誰に似ているかという話でお笑いが出てくることが多いこと然り,つくづくお笑いというのは我々の生活に溶け込んでいて,無くてはならない存在なのだなぁと思う。
 お笑いでなくても,「笑い」というのは日々大切なものであり,うちの事務所に来られる方にも,なるべくちょっとはうち解けて笑ってもらえるように心がけているが,勿論,そんな状況になかなかならない事案もある。でも,事件が終わるまでには,笑って頂けるよう,また,私と話をするときにはちょっとは気を楽にしていただけるようにといつも思っている。