コラム

記入者:湯坐麻里子

 先週、私の周りではインフルエンザの恐怖が蔓延していた(といっても、罹患者は2名に止まったが)。

 それで、私も「次は私か・・・」と恐怖に脅えつつ過ごしていたのだが、折悪しく、先週は2度も、7度以上の熱が出た。そして、熱が出る度に、病院にインフルエンザの検査を受けに行った。

 皆さんは、インフルエンザの検査を受けられたことがあるだろうか。細めの綿棒を鼻の穴に突っ込んで検査をするのだが、「突っ込む」というのが自分では到底不可能な位奥まで突っ込むのでそれなりに痛い。私が大人でなければ絶対に泣く。

 上述の通り、私は、よりによってインフルエンザが流行っている最中に2回も発熱した。そして、2度も検査を受け痛い思いをし、結局、2回とも「インフルエンザではありません」と言われた・・・・(かつ、先生やら看護師さんには「また来たのか」という顔をされた)。

 まぁ、インフルエンザの場合、検査を受けて痛い思いをし、なおかつ、インフルエンザの辛さを味わうことになるのであるから、それよりは有り難い状態であろう。しかし、1週間に2度も検査を受ける人も珍しいのではないかと思う。尚、検査もうまい下手があるので、上手な人にしてもらえば痛みは軽減される。

 世の中では、まだまだインフルエンザが流行している模様である。病院では、インフルエンザの可能性がある患者は別室に移されて検査を受け、判定結果がでる迄の10分間も別室で待っているのであるが、大量に別室組がいたし、素人目に見ても重篤な様子で横たわっていたり、点滴をしている患者さんが沢山いて、野戦病院さながらの光景であった。そこでは、「なぜ、私は今までインフルエンザにかかったことがなかったのだろう、実は異常体質なんではなかろうか?」と疑問を感じる位、インフルエンザが猛威をふるっていた。

 今回、改めて、インフルエンザの怖さと、かつ、これだけ感染しやすい病気を診ているお医者さんやら看護師さんは偉いなぁと思った。

 と、昨日、熱はないものの洟が出て出て仕方がなく、何となく涙も出るという状況に陥った。さすがに今回のは単なる風邪だろうと思って「さすがに3回目の検査は受けなくてもいいよね」と夫に話したら、「それはインフルエンザでも風邪でもなく、花粉症だろう」と言われた。
 盲点であった。確かに、花粉症も流行っているのであった・・・。インフルエンザの検査は免れたが、とうとう私は花粉症の扉を開けてしまったようだ。